Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

林家PAY

長崎の紀伊國屋書店に行った。
 
紀伊國屋書店に入るコト自体が
物凄く久し振りなので、
それが紀伊國屋の今のトレンドなのか、
長崎店だけの独自の試みなのか、
図り兼ねるのであるが、
 
かなり多くの
「フリーペーパー」
を置いていた。
 
しかも、
読み応えのありそうな
文芸誌が多数。
 
行ってみらんね。

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僕の見たポール・マッカートニーは塀の中

ジョン・レノンの最後期の2枚のアルバム、
『ダブル・ファンタジー』(1980年)と
『ミルク・アンド・ハニー』(1984年)を、
ジョンの楽曲だけチョイスして
一本のカセットテープに編集してたヒト、
って、
結構いると思うんだけど、どう?
 
 
『ダブル・ファンタジー』発売当時、
あれは、もしかしたら
アルバムの発売日より前だったのかな?
ラジオ番組「オールナイトニッポン」で
D.J.の中島みゆき嬢が
「もうすぐしたらラジオで流せなくなる」
みたいなコトを笑って云い乍ら、
(記憶違いだったらごめんなさい)
同アルバム収録のオノ・ヨーコ
『キス・キス・キス』
※ 性的に煽情的な日本語歌詞の楽曲 ※
を流したの、衝撃的だったなぁ(笑)。
あれは実際に放送禁止になったのかなぁ?
 
 
もう100年位前の話しだが、
知り合いのアマチュアミュージシャン
ジョン・レノンになりたい」
と云うてたので、
「ほな、ヨーコを女として愛せるんやな?」
と問うたら、完全に沈黙した。
 
 
♪ I'm Losing You ♪
♪ I'm Losing You ♪

 


John Lennon - I'm Losing You - with Cheap Trick

ちゃんぽん食べたかっ!

僕の出身地、長崎、を
郷土とするシンガーソングライターの
さだまさしさん。
 
1980年代の初頭、
さださんが中国で長期に渡り
紀行映画の撮影を行っていた時期がある。
かの有名な大借金を背負う原因となった
『長江』と云う映画である。
 
余りにも長期の過酷な中国での生活、
特に食生活に飽き飽きしていた
さださんはこうこぼした、と、云う。
(本人がライブで語っていた)
 
「中華料理は飽きた
 日本食ば食べたか
 ちゃんぽんば食べたか~」
 
良く出来た話しである。
 
 
で、さ、和風ちゃんぽん、って、何?

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七回忌

長崎の実家に年に何度か顔を出す。
 
実家の水が合わないのか、
ほぼ毎回、お腹を壊す。
 
そして、
くしゃみと鼻水が割りとヒドい。
 
それは、もしかしたら、
猫アレルギーではないか、
と、最近、思っている。
 
まじか。
 
 
実家の飼い猫さんについて、
「最近、年のせいか、
 昔ほど元気ではない」
と母は云っていたが、
近所のスーパーで買って来た
刺身を食べていると
泥棒猫になった。
 
父が亡くなって以来、
と云うから、
少なくとも6年振りの刺身らしい。
 
おめでとう。
次はいつかな?

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七周年に

じゃあまたね
そのうちゴハンでも
今度また
近場で呑もうよ
なんて
云ってるうちに
また とか そのうち
なんて時間は
もう来ないかも知れない
なんて
そんな年なのか
そんなコトを思う年なのか
でもホントは
でもホントに
年齢なんか関係なくて
生きているうちが花だから
いのち短し ギターで流し
LINE なんかやめてさぁ
高輪口で会おうよ
今すぐ
明日が来る前に
明日が来なくなる前に
鐘を鳴らせ
帆を広げろ
キミの生命に
自分の人生に
他人の生に
全てに祝福を
一日の終わりに一杯の黒麦酒を
或いは温かいお茶でも
勿論 カルアミルクでも
乾杯しよう
祝杯だ
だから
メールなんかやめてさぁ
# Tiny Garden # で会おうよ
今すぐおいでよ
ちぇっ
もうねぇじゃねーか
待ち合わせたライブバーは
もう潰れてなかった
(♪ なかった! ♪)
早くアナタに会いたい
トウキョウも
オオサカも
ナガサキ
カワサキですら
夜の7時
じゃぁまたね そのうちまたね

  
  
 
参考文献 Thanks to
岡村靖幸『カルアミルク』
私屋カヲル『少年三白眼』
茨木のり子『六月』
pizzicato five『東京は夜の七時』

 

 

The Marriage of niece / 六月の花嫁

姉夫婦の娘さんが結婚した。
 
東京で巡り合い、
東京在住、の、二人、
の、結婚式が、
長崎で取り行われた。
 
多分、おそらく、メイビー、
姪の祖母に当たる僕の母が、
「飛行機には乗らない」
「東京には行かない」
と、云ったから、だと、思われる。
おそらく、間違いない。
 
我が母について云えば、
ワガママを云ったつもりではなく、
本人としてはあくまでも、
「ごめんなさいね、
 でも、私は、行かれないわ、
 どうぞ、いい式にしてね。」
だったのだろうが、
姪としては、どうしても
大好きな祖母にその場面に
いて欲しかったのだろう。
 
姪の母親、僕の姉、が、
5年前に、まだ若くして
亡くなったのと、
また、その前年には、
姪の祖父、僕の父、が、
ピンピンコロリと
亡くなったのもあり、
長崎在住の実の父親と
(彼は、多忙ではあるが、勿論、
 東京であっても出席しただろう)
祖母には見て欲しかったのであろう。
 
僕は、と云えば、
招待状すら頂く前に、
何故か、母が、
「忙しかやろ?
 わざわざ来んで良かたい。」
と、気を遣い、???、
姪に先に「断り」を入れられていた。
 
確かに、
7月に父の七回忌で帰るから
2ヶ月連続の帰省とはなるが、
祝い事なら喜んで伺うし、
去年、甥っ子、彼女のお兄さん、
の結婚式には、
福岡まで伺っているのに…。
 
後で聞けば、
親族ばかり十人程の
こじんまりした式だったそうで、
おそらく、
友人を集めてのパーティは
別途、東京で行うのではないか、
と、思われる。
 
そして、
母親は、多分、
何故、長崎での式、になったかは、
気付いていない。
多分、気付かない。
 
それがヘヴンリー。

しげるときみおの恩返し

七夕のコトであった。
 
♪ 日曜日はもうすぐ終わるよ ♪
♪ 明日はもう仕事だよ ♪
と、優しく教えてくれる
国民的テレビアニメーション
ちびまる子ちゃん
を、集中力なく見ていた。
 
後半、二話目、
「まる子のつるの恩返し」。
 
「鶴の恩返し」
のパロディである。
否、パロディではないな。
リメイクである。
 
何故か、
藤木くんと永沢くんが
主人公の人間と鶴。
 
しげるくん」と呼べば、
「きみおくん」と答える。
見つめ合う二人、
頬を染める二人。
  
なんでや?
なんで日曜の夕方六時に
藤木くんと永沢くんで
純愛ボーイズラブなんや?
 
録画しておけばよかった
レベルの破壊力であった。
 
七夕のコトであった。
 
 
 
 

https://youtu.be/Xz7n6pUN3zQ
 
藤木ひきょうのテーマ「ひきょう者」
作詞:さくらももこ/作曲:中村暢之/唄:藤木くん
 
Em     |          |
Em     |          |G       |B7      |
ボクを ひきょうと みんなは言うけれど
Em     |          |G  B7 |Em     |
ほんとは みんなが 言うほどワルじゃない
Em     |          |G       |B7      |
そうさ ひきょうな ところもあるけれど
Em     |          |G  B7 |Em     |
そんなにみんなで 言うことないだろう
 
C  D   |Em     |Am     |B7      |
ひきょう これがオイラの弱みさ
C  D   |Em     |Bm     |Em     |
ひきょう ズルいオイラのすべてさ
A        |Am     |Em     |          |
やだなー やだな~
 
Em     |          |G       |B7      |
あー どうせこの世など うらぎりだらけの砂漠さ
Em     |          |G  B7 |Em     |
あー だからオイラは すぐ逃げるのさ
 
C  D   |Em     |Am     |B7      |
ひきょう これがオイラの弱みさ
C  D   |Em     |Bm     |Em     |
ひきょう ズルいオイラのすべてさ
A        |Am     |Em     |          |          |
やだなー やだな~

妖怪 油塗り

油塗り、
と云う妖怪が出没する。
 
 
或る朝、起きると、
床が部分的にツルツルと滑るのだ。
 
初めて出たのは、
大阪の弁天町の住居だった。
 
関東に越して来てからは
出なくなっていたのだが、
すっとこどっこい、
一年を経過して遂に現れた。
 
所々で床が滑る。
ちょっと危険な位に、だ。
 
妖怪 油塗り。
 
 
正体は、
 
夜中にトイレに起きた酔っ払いが
布団に辿り着けずに
その辺で眠り込んでしまった
その惰眠の跡である、
 
とは、風の噂である。

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