Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

流浪の詩

福岡は
食べ物もとても美味しく
接客もとても気持ち好く
スーパーの刺身さえやたら美味しくて
街の暮らしやすさも
もみほぐしのマッサージの質も
本当に最高の住みよい町だった。
 
大好きな
自分が歌わせて貰えるお店も出来た。
 
マニアックな映画ばかりを流す
アタマのおかしな映画館もあるし、
それが成り立つ文化度もあるのがスゴいし、
長崎へのバスでの帰省は超便利だし、
町中から空港が信じられない位に近いし、
丁度好い加減の都会だし、
出来るなら今すぐにでも
福岡に戻りたい。
 
でも、
コロナ禍と完全に被った福岡の3年間、
孤独に、僕は病んだ。
日常的に誰かと会話するコトもなく、
新しい友達もほぼ出来ず、の3年間。
 
久し振りの大阪は、
相変わらず猥雑で人だらけ。
もう毎日が祭りかよ、ってこのコトか。
 
でも、友達がいる。
決して多くはないけれど
会おうと思えば会える友達がいる。
 
気が付けば、
僕を覆いつくしていた漠然とした不安や孤独感が
少しだけ、和らいでいる。
 
ただいま、大阪。
歌える場所を作らなきゃ。