Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

The Marriage of niece / 六月の花嫁

姉夫婦の娘さんが結婚した。
 
東京で巡り合い、
東京在住、の、二人、
の、結婚式が、
長崎で取り行われた。
 
多分、おそらく、メイビー、
姪の祖母に当たる僕の母が、
「飛行機には乗らない」
「東京には行かない」
と、云ったから、だと、思われる。
おそらく、間違いない。
 
我が母について云えば、
ワガママを云ったつもりではなく、
本人としてはあくまでも、
「ごめんなさいね、
 でも、私は、行かれないわ、
 どうぞ、いい式にしてね。」
だったのだろうが、
姪としては、どうしても
大好きな祖母にその場面に
いて欲しかったのだろう。
 
姪の母親、僕の姉、が、
5年前に、まだ若くして
亡くなったのと、
また、その前年には、
姪の祖父、僕の父、が、
ピンピンコロリと
亡くなったのもあり、
長崎在住の実の父親と
(彼は、多忙ではあるが、勿論、
 東京であっても出席しただろう)
祖母には見て欲しかったのであろう。
 
僕は、と云えば、
招待状すら頂く前に、
何故か、母が、
「忙しかやろ?
 わざわざ来んで良かたい。」
と、気を遣い、???、
姪に先に「断り」を入れられていた。
 
確かに、
7月に父の七回忌で帰るから
2ヶ月連続の帰省とはなるが、
祝い事なら喜んで伺うし、
去年、甥っ子、彼女のお兄さん、
の結婚式には、
福岡まで伺っているのに…。
 
後で聞けば、
親族ばかり十人程の
こじんまりした式だったそうで、
おそらく、
友人を集めてのパーティは
別途、東京で行うのではないか、
と、思われる。
 
そして、
母親は、多分、
何故、長崎での式、になったかは、
気付いていない。
多分、気付かない。
 
それがヘヴンリー。