知らない町で
新しい生活を始めた。
昔のピンナップはみんな
壁から外して捨ててしまった。
本とCDが詰まった
沢山の段ボール箱は
開けずにそのまま
クローゼットにしまった。
落ち着いたら
未着手の本とCDは探そう、
なんて思っていたけど、
どうなるんだろう。
通勤用の本を探しに古本屋へ。
「あたしの一生
作:Dee Ready / 訳:江國 香織
小学館文庫」
「イリュージョン
作:Richard Bach / 訳:村上 龍
購入。
後者は既読の本なのだけれど、
とても若い時に夢中になって読んだ作品を
この年で読んだらどう感じるんだろう?
って買ってみた。
「カモメのジョナサン」(同作家)
を10代で初読した時は、
「なんだ 空って 飛べるんだ」
って普通に思ったっけ。
文庫本を開くと
古い集英社のしおりが出て来た。
後藤理沙、ナツイチ。
これも一つのタイムトラベル。
ですよね、藤岡みなみ嬢。
余談だが、
100円で買った「イリュージョン」、
現在は廃盤の希少本らしい。
35刷(今回購入分がそう)もされて
絶版かよ…。