Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

日曜の朝の憂鬱

休日の起床。
 
彼女が
「もうお腹減ったから起きる」
と12時前にベッドを出る。
 
彼女は、
平日、朝早くから夜遅くまで
残業協定のギリギリの
働き詰めの毎日の生活である。
 
特筆すべきは、
イヤイヤではなく、
仕事がまぁまぁ好きで、
と、云う点だ。
 
僕とは大違いだ。
 
で、今朝の僕は、と云えば、
明け方5時に一度目を覚まし
あかんあかんと思い乍ら
呑み直してしまい、の、
あげくの寝直しであったから
まだ寝られたのだけれど起きる。
 
ダラダラと午後を過ごす。
 
引っ越しの段ボールの回収を
今更頼んでいたのが
今日の回収予定になっていて
先方の都合次第の時間になるので
出掛けられないはずが、
夕方位かと思いきや
あっさり13時に撤収完了。
 
彼女が先週に新しく作った眼鏡が
不具合だと聞いていたので
作り直しに行く?と問うと
暑くてとても外に出る気分じゃない
と応えがある。
 
掃除機は使ってないが
クイックルで簡単に掃除、
そして、洗濯。
天気が良かったから
久し振りに外干し。
テレビを眺めてるうちに夕刻。
 
福岡の18時はまだまだ明るい。
 
「晩御飯どうする?」
と僕が問う。
 
「それやねん」を挿み
「外に出掛けられるん?」
と質問返し。
 
外食出来るほど
決してキレイな身なりではないが
「出来るよ」と回答。
 
「えっ!オムライス!
 買って来てくれるん!(笑顔)」
 
オムライス?
それは予想外であった。
自転車で行ける距離の商業施設に
ポムの樹」があるのだ。
あれは美味いもんな。
 
テイクアウトして来た。
お家で美味しく頂いた。
 
食後に、
少しだけ卑屈に
少しだけ嫌味に、
 
「僕といられて便利?」
と問うた。
 
「うううん。
 幸せ。
 総合的に幸せ。」
と返って来た。
 
あぁ、僕は、
彼女を幸せに出来ているのか。
良かった。
 
とても、とても、漠然とだけれど、
そんなにしょっちゅうではないけれど、
自分が存在している意味が見えなくなる、
と云うか、上手く云えないのだけれど、
そんな時がある。
 
最近は割りと、かなり、多くある。
 
僕を必要としてくれる存在がいる。
彼女に選ばれて、
そして、彼女を選んで、
良かった。
 
本当に良かった。
 
それでも、又、やがて、
闇は訪れるのだけれど。