Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

松下くんち

※2007/6/27更新の記事より
 
中学校の頃、
友達の家に遊びに行った時の話しである。
 
土曜の午後だった。
友達が母親に頼んでくれて、
インスタントラーメンを御馳走になった。
カップではなく、袋、のヤツだ。
 
「出来たよ」と手渡されたのは、
湯気の立つ小さい鍋。
 
今となっては驚くに値しない
十分に理解出来る出来事なのだが、
親に依存しきっていた当時は、
丼に入れられて提供されるのが当然、
と、思ってたので、
随分と、驚いた。
 
しかも、
麺は全くほぐされていない。
 
適量の水を沸騰させた鍋で
麺が3分間茹でられただけで、
後はそれぞれ付随の調味料を入れて
混ぜてほぐして食べなさい、
と、云う、状態だ。
 
驚いていると、お母さまが
「ちゃんと茹でたったたいね」
と、心外なご様子で、仰った。
 
はい、おっしゃるとおりです。
ありがとうございました。
おいしくいただきました。