「哀しい川を翔ぶ、と書いて、哀川翔」
と唄ったのは、グループ魂。
「俺、不良品。」
と書いたのは、哀川翔。
さて、今、部屋に
ジェームス・ディーンのポスター貼っている、
そんな若者はいるのだろうか。
いないだろうな。
永遠の、
青春のアイコン、
だと、思っていたのに。
理由のない反抗、なんて、
生産性がない、からなのか。
そんなワケはない。
https://youtu.be/ozehpPA85AE
蘭子さん
長崎の某住宅街で
偶然に出会った美猫さん。
人懐っこい野良猫さんの情報を
地名付きでバラまくと
悪いヒトに悪用される、
と、聞いているので、
地名は出さない。
ゴージャス感マンマンの
長毛スタイルの蘭子さんは
道で目が合うなり、
「さぁ、おなでなさいな。」
と来たもんだ。
しかも、暫く撫でていると、
ぱくっと咬んで来る。
何や?ツンデレか?
佇まいからすると、
飼い猫の外猫でしょうね?
野良猫ではなかろう。
で。
翌日も遭遇した。
数メートル先の路上で
女性二人に愛でられていた蘭子さん。
何と、僕と目が合った途端に
女性二人の手を振りほどき、
僕の元へ駆けて来るではないか。
呆然とするレディース。
いや、蘭子さん、
ワシ今日もゴハン持ってまへんで。
そして、蘭子さんは
「さぁ、おなでなさいな。」
と体を投げ出すのであった。
ゴージャスだぜ。
デイドリーム
セブンイレブンのお陰で、
だけではないのだろうけれども、
すっかり日本国内では、
もはや『忌野清志郎の曲』
となった、
「デイ・ドリーム・ビリーバー」。
勿論、そもそも、
『清志郎』さん、ではなく
あくまでも、建前的には、
『ザ・タイマーズ』の『ZERRY』くんが
日本語詞を乗っけて唄った楽曲である、
と云うのは、まぁ、置いといて、
勿論、そもそものオリジナルは、
米国のアイドルグループ
『モンキーズ』の楽曲(1967)であり、
ソングライトは更に別人である。
でも、現在、
日本国内でこの曲を唄おう、
ってなった場合、間違いなく、
『ザ・タイマーズ』(1989)
の版をオリジナルとして、の、
コピー、なり、カバー、なり、なのだ。
多分。
こんな楽曲、あったか?
少し位は栗原家の収入になるのだろうか?
頼むぜ、JASRAC。
when i'm 51
51歳になる前日。
仕事を終え、
帰宅した部屋で、一人で、
自分の携帯電話に入った音楽を
シャッフル再生して聴き乍ら、
翌日の自身の弁当の準備やら
恋人の珈琲の準備やらをしていた。
聴いたコトのあるような
ないような曲が流れて来た。
佐野元春さんである。
ディスプレイを見ると、
うむ、そうだ、そうだ、
タレントさんに提供した楽曲
のセルフカバーだっけ。
ふむ、はて?
アルバム収録でもないし、
勿論、シングルでもない。
何かのボーナストラックだっけ?
出所が全く思い出せない。
『じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY』。
最近は又、
「10代に響く曲を思い描く」
とか云っている佐野さんだが、
この時期は、はっきりと
「大人の為のロックンロール」
を描いていた。
そう。
大人にも、大人にこそ、
ロックンロールは必要、
なのだ。
https://youtu.be/wXPmf8YP59I
じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY
佐野元春
好きな車に乗って
子供のそばにいられて
彼女のために働いて
稼ぎはそれほどないけど
And it’s a beautiful day
とてもいい気分
beautiful
And it’s a beautiful day
好きな映画を買って
読みかけの本を持って
気に入りの靴をはいて
ビールを飲み干した
And it’s a beautiful day
とてもいい気分
beautiful
And it’s a beautiful day
なんだかんだと言って
まともに生きてるって
でも時々先が見えなくなって
心配になるけど
And it’s a beautiful day
とてもいい気分
beautiful
And it’s a beautiful day
陽射しの強いある日
道を歩いてたそのとき
俺は自分の存在に
存在に気づいた
And it’s a beautiful day
とてもいい気分
beautiful
And it’s a beautiful day
好きな車に乗って
子供のそばにいられて
彼女のために働いて
稼ぎはそれほどないけど
And it’s a beautiful day
とてもいい気分
beautiful
And it’s a beautiful day
2007年
佐野元春:Vocal, Acoustic Guitar
Dr.kyOn:Organ, Piano
古田たかし:Drums
井上富雄:Bass