Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

「だいじょうぶ、と彼女は言った」

※2006/3/07更新の記事より
 
「だいじょうぶ、と彼女は言った」
は、1999年の佐野元春棟梁の大ヒットシングル。
コレが売れないワケがない!ってな名曲。
 
売れなかったけど。
 
こっこちゃん、が、再び、ソロとして、
シングルCDをリリースした。
音速パンチ
Cocco」名義でのソロ音楽活動再開。
 
TVでちょっとだけ見かけたPVに
写ってたベースは、多分、ネギさん?
ん?ってコトは、
岸田くん(くるり)じゃなくって、
再び根岸さん(Dr.StrangeLove)との
ソロ再スタートなのかな?
 
って、思ってた矢先、
タモリさんの音楽TVショウに出演していた。
 
バックで演奏していたのは、
ベースは根岸さん、
ギターは長田さん(HEARTLANDっ!)。
太鼓は??向山さん??だよね??
鍵盤は??ホッピーさん??わからん??
 
わかんないけど、
フロントにネギとオサダがいるなら、
基本的に以前の布陣と考えて良かろう。
 
何の根拠もなく、
ネギさんとはもうない、って思ってた。
だから、嬉しかった。
 
彼女が自分で心に決めて、
彼女が自分で帰って来た。
 
「だいじょうぶです」
 
生放送の番組中、相変わらず、
落ち着かぬ面持ちで、出番を待ち、
落ち書かぬ面持ちで、出番を迎え、
唄うあっちゃん。
そして、唄い終わって、
駆け出すあっちゃん。
昔、やはり、
この音楽TVショウにて、
唄い終わった途端、
走って逃げ去ったコトがあったから、
又かな?
と、思った。
でも、そうじゃなかった、
ネギさんに駆け寄り、抱きついた。
ネギさんもしっかりと受け止めた。
良く頑張って、ココに帰って来て、
そして、唄い抜いた、良く頑張った。
 
彼女が自分で心に決めて、
彼女が自分で帰って来た。
 
かつてのこっこちゃんのブレイクは、
根岸さんのプロデュース無しでは
成立しなかったと思う。
それは、期待と賛辞とともに、
見てるのが苦しい迄に、身を削る音楽だった。
 
その果てに、だか何だかに、
彼女は板の上から降りた。
 
下らぬ憶測。
 
岸田くんとの出会い、
SINGERSONGERの結成、ってーのは、
勿論、彼女にとって、転機だったであろうが、
その様子を目にした、根岸さんの心境や如何に?
(根岸はくるりのプロデュースも手掛けている)
 
余計な勘繰り。
 
ネガの解放、そして、ポジの解放。
 
で、それを経ての、「Cocco」だ。
あっちゃんもネギさんも
スタンス変わっての第二期。
 
楽しみだ。
無理し過ぎないで、楽しんで。
自分が決めた、自分の道。
 
ちょっと伸びた髪の、
あっちゃんのカワいらしいコト。
キミが笑うなら、集めた木の実も、
大切な記憶も、差し出したい位。
 
「だいじょうぶです」
彼女は辿々しくもしっかりと言った。