Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

モンロー・ウォーク

~2011年に書いた文章を再編集~
 
南佳孝さん。
先日、テレビで唄っているのを、お見掛けした。
 
薬師丸ひろ子さんに提供した楽曲、
「スタンダード・ナンバー」を唄っていた。
(薬師丸版のタイトルは「メイン・テーマ」)
 
あれ?この曲、知ってる。
 
否、勿論、知っているのだが、
別の形で、知っている。
 
否、勿論、別の形で知っているのは、
今しがた、説明したトコだ。
もっと、別の形で、知っているはずなのだ。
 
そうだ、「キエン・セラ」じゃないか。
 
別に、盗作云々、と、云う、
下らないレベルの話では、勿論、ない。
 
南氏がヒットチャートを賑わせていた当時、
彼の音楽は、世間一般では、
「都会的」な音楽、
「オシャレ」で「クール」な「シティポップス」、
と、位置付けられていた。
 
確かに、間違いはない、と、僕も思う。
しかし、何故か?何処か?
ずっと、そっと、違和感も感じていた。
とは云え、わざわざ、別に、
掘り下げて考えてみるコトさえなかったが、
ようやく、分かった。
 
その土台に、で~ん、とあるのは、
「オシャレ」とか「クール」よりは
「泥臭さ」と「妬け付く陽射し」、
熱き『ラテン』、なのだ。
 
多分。
知らんけど。
 
~2011年に書いた文章を再編集~