Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

合鍵

※2006/6/12更新の記事より
 
以前、自分の部屋の合鍵を作るに行った時のコトだ。
 
今現在、住んでいる、古いアパートの、ドアの鍵で、
今時、鍵の記号でしか見ないような、古いタイプだ。
 
近所の小さな鍵屋さんに行くと、
「悪いねんけど、今、主人がちょっと出てて~」
と、申し訳なさそうに奥さんらしき女性。
出直すか、2~3時間預けるか、とのコトだ。
ほな、預けるから作っといてちょ、と、渡すと、
「あれ?ちょっと待ってて」
と、裏でゴソゴソ、しばらくして戻って来て、
「コレ、このままで使えるわ」
と、削ったり加工したりする前の原版(?)、
みたいなのを持って来てくれた。
 
えっ?そんなんありっすか?
大丈夫か?この部屋のセキュリティ。
 
あまりにも、アンティークなそのフォルムに、
合鍵を渡した相手は、後日に、
「友達に『アクセサリー?』って訊かれたわ」
と、笑っていた。

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