Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

鶴見と服部

※2005/1/24更新の記事より※
 
鶴見緑地公園。
はるか昔に、猫一号を掠取誘拐した公園。
 
その時以来、遊びに行ったコトはないのだが、
先日、猫の話題で、ニュースに出ていた。
 
捨て猫が多いらしく、
近所のヒト達にも可愛がられているようなのだが、
その一方、悪質な虐待、も、起こってるらしい。
一人逮捕されたらしいが、その後も続いてるそうで、
つまり、複数の虐待者がいるのだ。
いかん。
 
猫一号の掠取誘拐、は、1993年、薔薇美しき5月。
ベタに、段ボールにちょこんと入っていた。
生後1.2ヶ月位の捨て猫、電車を乗り継ぎ、連れ去り。
 
食事の事等、相談がてら立ち寄ったペットショップで、
「これは、一回病院で診てもらった方が良い…」
との事で、病院へ連れて行った。
 
なんと、男性器内にハエに卵を産まれて、
産まれ出たうじむしに男性器をダメにされてて、
女のコ風の尿道をつくる手術をしなければならないとのコト。
何しろ、本人の本体が小さいからミクロの世界だし、体力ないし、
医者のほうでも、前例のない手術だそうで、大変であった。
 
最初の手術、とりあえず仮の尿道として、
お尻から細いチューブがニョキッと出てて、
ポタポタおしっこが落ちてる状態を数カ月経て、
その後、立派なニューハーフへと。
 
術後、点滴でぱんぱんに腫れてる手とか見て、
自然界では、助からない生命を、どうこうしていーもんか??
と、思ったりもしてしまった。
 
でも、僕の人生をとても幸せにしてくれた。
一号は、幸せだったのかなぁ?
 
最期は近所の大きな緑地公園の薔薇園に埋めた。
不法投棄である。