Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

タイムトラベル専門書店

タイムトラベル専門書店
「utouto」で購入した
「時の娘
 ロマンティック時間SF傑作選」
(創元SF文庫)収録の短編、
「時が新しかったころ」
(著 / ロバート・F・ヤング)。
 
おっちゃんな、
もう、おっちゃんやからな、
涙もろいねや、
泣いてまうやろーっ!!
痛快!嬉し泣きやで。
 
 
「utouto」のコトを
友達に伝えたら、
「こないだ買った本が、まさに、
 時間旅行に関する本だけを扱う
 貸本屋を始める女性の物語」
と教えてくれた本、
「タイム屋文庫」
(著 / 朝倉かすみ / マガジンハウス)
を、図書館で借りる。
 
 
タイムトラベル専門書店
「utouto」
 
2019年2月26日~3月3日
の第一回開店に続き
第二回開店は
2019年4月29日(月祝)10~21時
 

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エリート狂走曲

高校生の時に受けた「模擬試験」の
国語(現代文?)の試験問題の中に、
 
『好々爺』の意味を問う問題があった。
 
三者択一形式の問いであり、
選択肢のうちの一つに
『好き者のじじい』
と云う解答があった。
 
昔の記憶が極端に希薄な
ワタクシではあるが、
コレは覚えている。
本当なのだ。
 
今だったら、
完璧にアウト、
問題となる問題であろう。
 
設問したヤツに拍手を。
 
 
トコロで、
『好き者こそ上手なれ』
って言葉は、誰の名言だっけ?

愚陀仏

夏目漱石さんの
「それから」(1909年)、
を、110年経て、読んだ。
 
「坊ちゃん」「こころ」、を、
昨年、数十年振りに再読、からの、
初の「それから」である。
 
出来るコトなら、
このお話し、を、
う~ん、ヒロインは、そうだな、
20歳過ぎた位の頃の藤谷美和子さん、
で、そうだな、監督なら、
森田芳光さん、うん、そう、
その絵で映像化なんかしてくれたら、
僕は、映画館に、足を運ぶよ。
 
えっ?
あるの?!

in god wall fall / 陰画往訪

恋人に内緒でギターを買った。
 
部屋に転がり込んで、
家賃も払わず、
働きもせず、
大して家事もするワケもなく
ヒモの生活を送る僕が、
である。
 
勿論、恋人のカードだ。
 
もう届いちゃったし、
直に明細も出るだろうし、
バレるのも時間の問題。
 
どぅーでもいぃや、
何とかなるだろ、
なんて思ってたら、
ヘルニアは発覚するし、
痛風の発作は出るし、
そりゃそーだろよ。
そんなもんだ。
 
大体、今更、いい年して、
安いギター買ってどうする?
どうせ買うなら
ちゃんとしたの買えよ。
 
ブルースだ。
ロックンロールしか歌えないのに。

泥~Day~

昼前に起きて、トイレ。
トイレで煙草を一服。
何だよ、最後の一本じゃねぇか。
って、昨日の夜にも思ったっけ。
 
リビングの机には千円札が一枚。
「行って来ます」
とメモに恋人の文字。
 
メモをゴミ箱に丸めて捨てて、
お札をポケットに入れて、
朝食なんていらないから、
暫くぼーっとした後に、
パチスロへ。
 
フィーバーフィーバー、
レッツフィーバー、
サタデーナイトだ、
昼だし、水曜だけど。
 
フィーバーした金で
風俗に行って、
帰る頃にはすっからかん。
 
空っぽの部屋に戻る。
恋人が帰るのは、
いつも、もっと、深い時間だ。
 
恋人用に
珈琲を挽いて淹れて、
ラップして保存。
 
後は、
ペットボトルの安酒を呑んで、
眠れるまで呑んで、
眠れないから眠剤飲んで、
泥のように眠る、
泥のように。
 
僕は泥だ。

ポリアンナ

居住する共同住宅にてのコト。
夜の21時前位であったか、
ゴミ出しに出た。
(ゴミは朝に出しましょう)
 
帰宅して来た男性と
建物の出入口ですれ違う。
 
感じのいいビジネスパーソン
30台前半位であろうか。
笑顔で挨拶を交わす。
 
とっととゴミ出しを終え、
階段を上がると、
丁度、すぐ上で玄関が閉まる音。
 
「パパ、おかえり~。」
と、ドア越しに、小さな女のコの
明るいお出迎えの声が聞こえる。
 
続いて、
大人の女性の声で、
「せーの」、
 
からの、声を合わせての、
♪ はっぴばーすでーとぅーゆー ♪。
 
なんだ、いい夜じゃないか。
 
サトウ's が送ってくれた
新婚旅行土産の焼酎でも呑むか。
 
全く、どいつもこいつも、
とびっきりの幸せのお裾分けを
ありがとう。

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サクラ業

一昨年、2017年、平成29年、
自分の店を畳んだ明くる年、
のコト、大阪での話し。
 
就職活動が全くの凪状態の中、
友人の紹介で、
「決まるまでのツナギでえぇやん」
と、「テレクラのサクラ」
と云う業界に足を踏み入れた。
春、四月のコトであった。
 
待遇は契約社員
「テレクラのサクラ」業界では
まぁまぁ大手である。
 
昨年、2018年、平成30年、
自己都合での転居の際には、
退職するつもりだった所を、
「関東にも仕事あるよー」
と、声を掛けて下さり、
有り難いコトに(…?)
関東でも同じ会社に所属している。
 
タチの悪い変態客からの
執拗かつ品のない言葉攻め等々、
様々なハードな電話への
柔軟かつ強靭な応対も評価され、
(担当セクション / 同性・加虐性愛)
 
そこに加えて、僕自身の
「借金・負債に追われた生活」
と云う現状・経験も鑑みてくれて、
別の特別な部署に配属となった。
 
『取り立て』部門である。
「受け」から「攻め」っ!
経験を活かせるねっ!って(笑)。
 
まぁ、
内容的にはハードな側面もあるが、
スケジュール的には、
時期にもよるが、
少しゆったりしている。
 
「攻め」が少ない時期の
「受け」の待ち時間は
「読書可」ってマジか。
 
紹介してくれた友人は
とっくに辞めて
別のマトモな職種に就いているが、
感謝しかない。
サンクス、モニカ 。
 
 
 
 
ほぼ無関係のオマケ動画は
「さくら / グループ魂with原田郁子
ご興味がある方は1:50からどうぞ


グループ魂 live at RIJ2006 with 原田郁子

https://youtu.be/K183nDKtF_w

地下鉄の鳩

実家に帰った時に、
母の「読み終えた本置き場」で発見。
 
「地下鉄の鳩」西加奈子さん(文春文庫)。
 
西さんの本は、僕自身は
1冊か2冊は読んだコトあっただけだけど、
はて?母が読むようなタイプだっけ?
と、夜中にパラパラと読み進めてみるが、
母よ?何故?これ選んだ?
なんでや?(笑)
なぜ?の嵐(©会員番号25番)である。
 
母の選書の基準はよく分からない。
おそらくは
新聞やテレビで紹介されたモノから
(インターネットとは無縁である)
興味のあったモノをピックアップ
しているのであろう。
 
確か、少し以前には、
「話題だったから」と
自己啓発的な本を買ってみたモノの
書いてあった提案は
「ぜんぶもうやっていた、不要」
と、コロコロと笑っていた。
 
で、「地下鉄の鳩」は、
大阪ミナミの夜の街の世界の片隅の
(この世に片隅なんかないけど)
客引きの男、ホステス、オカマ、
達を中心としたお話しだ。
 
場所的には、
まさにジャストにピンポイントで
僕がお店をしている界隈の話だが、
それを知ってて、と云うのは、
まず考えられない。
 
ホンマ、なんで?である。
 
長くはないお話なのだが
帰省中には読み終われず、
母に、
「この本、読み返しそうですか?
 頂いて帰ってもいいですか?」
と訊くと、可、との回答だったので、
持ち帰って、ようやく、読了。
 
現場の土地勘があるのも含め、
柔らかい関西弁の会話も含め、
とても面白く読んだ。
 
よしこの街で明日も頑張ろう。
夜の街、夜の仕事。
ぐるっぽー。

ロックしてロール

リフで曲を書く。
 
メロディメーカーではない。
和音の響き優先だ。
 
リフ、と云えば、
「湖上の煙」だの
「満足(私は出来ません)」だの
「黒い犬」だの、と
ヒトは云うけど。
 
「スージーQ」
だよな。
 
まぁ、オリジナルより、
C.C.R.のが好きなんだけど。

私は風

『恥の多い生涯を送って来ました。
 自分には、
 人間の生活というものが、
 見当つかないのです。』
人間失格 / 太宰治 / 1948)
 
流されるがままの人生であった。
音楽、と、言葉、を、除いて、
自分自身の判断で選択したコトなぞ
あったであろうか、イヤ、ない。
 
 
 
さて、
ライブ・バーをしていた時の
お客様からLINE(※)が届いた。
 
「谷川さんは前世とか信じる?」
 
まぁ、信じる、と云うか、普通に、
あるんやろうなぁ、とは思う。
 
で、以前に、何度か、お店に
一緒に連れて来てくれた女性、
(個人的なライブにも来て下さった)
についてのお話しが続く。
 
「そーゆーのがわかる子でな、
 ゆーてたわ。
 『谷川さん、
  多分、前世は自然霊、
  ……風とかかな、
  人間は初めて
  なんちゃうかなー。』
 って。」
 
確か、ヒガシさんにも、
「マスター、人間初めてでしょ。」
って、云われてたけど。
 
 
 
まぁ、
イロイロ、イロイロ、
辻褄合うワケだよ。
 
流されるがまま、ではなく、
流れるがまま、であったのか。
 
西から東へ。
 
 
 
全くの余談だが、
SHOW-YAの「私は嵐」、は、
カルメン・マキ「私は風」、
へのオマージュだったのだろうか?
 
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