写真、
悔やんでも悔やみ切れない。
電車を降りてでも、
きちんと正面から写せば良かった。
立体的で、リアルな、心臓印、
の、ハートクリニック。
心臓印の左右に広がる線は、
心電図らしい…。
しかも、夜は、
心臓も心電図も点灯してる、
って云うぢゃぁないか。
せめてるなぁ。
愛宕の山から風もらおう
今年の大阪の蒸し暑さとは質が違うが、
流石に、夏の終わり、夕方とは云え、
公会堂から中通りを抜けて、
正覚寺下から上小島まで登ると、
汗だくである。
墓参を済ませ、
坂を降り、
トイレと涼を求め、
コンビニエンスストアに入る。
ふー、やれやれ、と、
涼みがてら、何かしら、探す。
そうだ、こんな時にはアイスだ。
目に入ったのは、!、!、
「ブラックモンブラン」!
あーっ!買うしかないやんかいさ!
と、思ったのも束の間、隣を見ると!
「ミルクック」!
なんてこったい。
♪ どっちが好きなの? ♪
あややが脳内で歌っている。
難問だ。
アラガッキーか、
タベミカか、
フカダキョンか、
選べないだろ?
ジャンルが違うんだよ!
悩んだ挙句、
ブラックモンブランは、
数年前に一時期的にだが、
関西でも流通があり食べてたので、
おそらく30年振りの、
ミルクックにしたのであった。
あぁ、初めて思う、
福山くんよ、
キミにもしまだチカラがあるのなら、
竹下製菓を全国へと流通させてくれ。
長崎カルチャー今昔~其の弐
長崎カルチャー今昔~其の壱
高校の頃、
頑張って、月一位かな、たまに、
足を運んでいた名画座は、
今でも同じ屋号乍ら、今では、
こだわりの単館系映画専門のシアター、
になっていた。
名画座、
今はもうそんなのがあったなんて、
自分でも実感薄れたけど、
名画座、ってーのがあったんだよ。
「封切」以外の映画の上映館ってのがあって、
「名画」が廻って来る劇場なんだ。
当時の長崎には二軒あったんだったか。
今じゃ分からないだろうけど、
なんせビデオがない時代だからさ、
「あの」、「噂の」、「伝説の」、
過去の名画を見ようと思ったら、
名画座に廻って来るのを待つしかなくて、
でさ、廻って来たとしてさ、
今回逃したら次にいつ、
なんて分からないから、
見逃せないワケだよ。
って云い乍ら、
映画そのものも見たかったんだけど、
他の同級生やなんかが見てないモノを、
自分だけが見た、知った、体験した、
特別感が大切だったりもした。
ダッサい田舎の高校生が、
オレは他の誰かとは違う、
って思えるんだ。
古い映画を見るコトで。
カタいイスの上
薄暮の街角に戻る階段
その後、
長崎から大阪に出ると、
名画座はそこここに沢山存在し、
そしてビデオも流通しだし、
挙句にレンタルビデオ屋で働き始めて、
「いつでも見れる」気分に溺れて、
結局「見ない」ようになるのであった。
高校の頃、
足を運んでいた名画座は、
こだわりの単館系映画専門のシアター、
になっていた。
がんばれ!セントラル劇場!