Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

ベイビー・ドライバー

ギターを始めた頃、
中学二年生であったであろうか、
所謂、「教則本」を買った。
 
これが実にナイスな一冊であった。
 
ギター挫折の最初の壁、
「F」コード、を、
頑張るのではなくて、
「ゴマかす」方法について
結構なページを割いていた。
もうコレは画期的。(笑)
 
僕のギターが現在に至るのは、
ただただ、
コレのお陰である、多分。
 
同記事が、今でもどこかに
転載され続けているコトを祈る。
どこの出版社の本だったのだろう?
 
アルフィーの坂崎氏による
(「メリーアン」ヒット以前である)
サイモンとガーファンクル
特集&解説もあった。
 
「S&G」が好きだった僕にとっては
とても有難く、夢中に練習したが、
今になって思えば、80年代初頭の
日本のギター(アコースティック)キッズ達に
「S&G特集」が必要だったかは
甚だ疑問ではある。
 
勿論、啓蒙としては十分である。
 
サイモンとガーファンクル
 ってーとみんな
 繊細なコーラスワークとか云うけど
 結構テキトウなんだよねー」
みたいなコトを坂崎さんが書いてて、
それも覚えてる。
 
そして、
「F」のゴマかし方は別としても、
ギターの「コード=和音」には
イロんな自由な押さえ方がある、
なんなら作ればいい、と
最初に教えて下さったのが、
サイモンさん、であった。
 
そして、
アコギ一本でもロックンロールなんだ、
って教えてくれたのも、サイモンさん。
 
ギター、続けました。