Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

携帯電話

2021年の秋、母親から
「『ガラケー』は
 間もなく使えなくなるのか?」
と電話が入った。
 
母親は『ガラケー』を使っている。
名義人、及び、支払いは義兄である。
 
姉が亡くなってもう随分と経つし、
コレを機に僕名義での
スマートフォンの契約に変更しよう。
 
義兄も お孫ちゃん達も
大いに 賛成してくれた。
 
『LINE』位は覚えてい頂こう、と。
 
母親本人は
「携帯電話なんて別にないならない
 で困らないのだけれど」
なんて云いつつ
まんざら興味もないでもない様子。
「いやいや、僕も親族も
 周囲の安心の為お願いします」
と、乗り換え成功。
 
さて、『LINE』。
 
これまで、通話以外、
メールすら頑なに拒んでいた母親に、
「見る」だけでも憶えて頂きたく、
 
ヒマゴちゃんの写真も見れるよー、
ビデオ通話も出来るよー、
むしろ向こうが喜ぶよー、
みんな安心出来るんやでー、
と、なだめすかし、
 
文字入力を教えると
これまでメール未経験が故に
フリック入力」を
抵抗なくすんなり習得。
おそるべし。
 
 
翌12月には
18年連れ添った猫さんが亡くなり
その最期の姿を
自力で写真に残せたとは
奇跡である。