Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

グルグル猫<みたびの>

2021年、春。
とある神社を再訪。
 
バスを降りてから神社までの途中、
生憎の小雨が降り出している。
 
参拝するも、
グルグル猫さんはいない。
 
前回もお会い出来なかったけど、
今回は雨だし、まぁやむなしか、
と、お社からの階段を下りる。
 
もうすぐ下り切ると云うトコロで
下の樹の影から猫さんが出て来た。
 
初めて会った場所に近い。
 
おっ、キミか?
こんな色だっけ?
と、僕が近付くのと、
先方が歩み寄って来るのは
ほぼ同時。
 
脛に頭をぶつけて来た時には
既にグルグル云うてるとは
キミは一体何者なのだ。
 
これだけ人懐っこい猫さんなのに、
しかもまぁまぁ有名な神社なのに、
インターネット検索しても
この猫さんの情報は出て来ない。
 
人懐っこい猫さんだから、
危険を避ける為に
誰も情報を上げてない、
と云う可能性もあるが、
それにしても。
 
ギュルギュルギュルギュル、
また乗って来ようとするが、
雨の泥だらけは危険なので
丁重にお断りして、撫で廻す。
 
僕たち、こうして、又、会えたね。
 
一体、どの世から?
キミ、ホンマ、誰?