Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

ねー

※2007/8/13更新の記事より
 
一月に転居して来た部屋
の窓には網戸がなかった。
  
2DK。
玄関を挟んで、
キッチンの窓と、風呂場の小窓、
縦長に、真ん中の部屋を抜けて、
ベランダに面した部屋の大きな窓、
に、網戸がないのだ。
 
入居した後に気付いた。
 
管理会社に確認すると、
網戸はオプション?扱いで、
大家さんと、料金折半で、設置可、
との事であった。
  
ベランダ側だけ設置して貰った。
 
幸い、この半年、
G(忌み嫌われている昆虫)は、
未だ部屋で見たコトはない。
ただ、蠅、蚊、蜂、等は目撃した。
 
これから、夏本番、大丈夫か?
と、思いつつ、の、
とある7月のとある一日。
  
玄関横のキッチンの窓、を、
外側に簾を掛けつつ、
事実上、解放していたせいなのか、
  
事件が発生した。
 
G、どころか、の、大物登場。
ねー、である。
干支、で云うトコロの、ねー。
  
侵入経路はソコしか考えられない。
 
追い出そうと、しばし、格闘。
しかし、叶わず。
 
慎重なのか?
弱っているのか?
隠れているとおぼしき一角を、
どんどん、叩いてみるも、無反応。
じっとしていやがる御様子。
 
居所を特定出来なくなったまま、
一旦あきらめかけたが、暫くした頃、
猫さんが部屋の片隅を凝視している。
  
逃げられて元々、と思いつつ
そこにあったラックをどけると、
壁際、片隅、うずくまる、ねー。
 
猫二号が行く。
のしのし、……、ぱくっ、……。
 
やっぱ、ちょっと弱ってたんかな?
あっさり、ねーは捕獲された。
 
優しくくわえあげた猫二号を抱えあげ、
玄関から廊下に出て、
「はい、放してあげて」
と云うと、
猫二号は口を開け、ねーを解放。
よろよろと立ち去るねー。
 
雑菌だとか、殺鼠剤だとか、の、
二次感染も怖かったんだけど、
ソフト対応の賢い二号に感謝。
 
キッチンも、網戸、付けました。

そふぁ