Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

泥~Day~

昼前に起きて、トイレ。
トイレで煙草を一服。
何だよ、最後の一本じゃねぇか。
って、昨日の夜にも思ったっけ。
 
リビングの机には千円札が一枚。
「行って来ます」
とメモに恋人の文字。
 
メモをゴミ箱に丸めて捨てて、
お札をポケットに入れて、
朝食なんていらないから、
暫くぼーっとした後に、
パチスロへ。
 
フィーバーフィーバー、
レッツフィーバー、
サタデーナイトだ、
昼だし、水曜だけど。
 
フィーバーした金で
風俗に行って、
帰る頃にはすっからかん。
 
空っぽの部屋に戻る。
恋人が帰るのは、
いつも、もっと、深い時間だ。
 
恋人用に
珈琲を挽いて淹れて、
ラップして保存。
 
後は、
ペットボトルの安酒を呑んで、
眠れるまで呑んで、
眠れないから眠剤飲んで、
泥のように眠る、
泥のように。
 
僕は泥だ。