お盆の出来事。
真夏のお昼時に
僕は買い物帰りで、
居住している共同住宅へと
戻ろうとしていた。
入口ドアの近くの植え込み横に
虫がいた。
甲虫の幼虫である。
甲虫、
よくいるカナブンとか
大きけりゃカブトムシとかクワガタムシ
とか、あの甲虫、
の、あの白い幼虫だ。
なかなかの大きさである。
アスファルトからもそもそ数センチ歩き、
植え込みの土エリアに入り、
そして、土の中に潜って行く。
???
何があったのだろう。
何か勘違いして出て来てしまい、
あれ、タイミング間違ったわ、
と、戻って行ったのか?
どこかの雲古子供に拉致されていたのを
逃げてきたのか?
カナブンクラスじゃない大きさやったで。