Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

Not 大迷惑

僕が高校生の時に
父が単身赴任になった。
 
長崎の地続きの県内ではあったが
通うのは少し困難な場所であった。
 
で、単身赴任、とは書いたが、
実の所、母は、父の世話の為に
週の半分は父の所に行っていた。
 
その当時は
何の疑問も持たなかったが、
それはもう単身赴任じゃないし、
大学受験前かつ思春期真っ盛りの
高校生の息子を一人で家に置いて、
と云うのは、今にして思えば
なかなかの所業である。
 
「(父が)一人だとお酒だけ飲んで
 ちゃんとゴハン食べないから」
と、母が説明していた気がするが、
そもそもこちらが訊きもしないのに
そう説明していた気もする。
 
母が父を心配して、と云うより、
父側からの強いオファー、
否、おそらくは、無言の要求、
からの行動であったような
気が強くしている今日この頃である。
 
まだラブラブな二人であったのか。