「天才柳沢教授の生活」
で知られる山下和美さんの
「ROCKS」と云う短編集の
その表題作が好きだ
1999年発表とあるから
もう17年前の作品だ
ビートルズ来日の頃(≒1966年)に
大学のバンド仲間だった彼等の
現在(≒1999年)の物語
家庭では息子に軽んじられ
会社からはリストラされた
バーコードハゲの垂水(父)
と
肉体労働をしながら
バンドマンを続ける
緑色の長髪のアキラ
初見から14年近くの歳を重ねて
僕もいつの間にやら
同世代になっていた
進学で来阪して30年
きんどーさんよりも
レノンさんよりも
バカボンパパさんよりも
年上になっている
♪ 求人広告片手に仕事をみつけにいこう ♪
なんて相も変わらずお気楽に
ギターを弾いてる場合なのか
それでいいのだ
いいのか?