Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

僕と彼女と週末に

何故だろう
どうして彼女なのだろう
 
海辺のコンクリート道を
二人並んで歩く
 
真っ直ぐな目で
真っ直ぐの笑顔で
僕に話しかけてくる
 
彼女はまさか僕に
好意を持ってくれているのか
 
確かめたくて
手を伸ばす
 
手をつないで歩く
笑い乍ら並んで歩く
 
何故だろう
どうして僕なのだろう
 
わからない
 
何故だろう
どうして彼女なのだろう
 
 
 
昨夜に見た夢の話だ
 
どうして
そんな夢に
出て来た相手が
よりによって
若槻千夏(遥か若き日の…)
なのだろう
 
どうして?
 
そして何よりも問題なのは
自分が若槻千夏(若)を好きだから
と云う能動的な理由からではなく
若槻千夏(若)が僕を好きなのかも
と云う理由から
動いてしまっている
オノレの心意気である
 
情けない
 
 
 
♪ 手をつないでずっと歩いた
♪ 笑ったままでずっと歩いた
♪ あの公園が大好きだった
♪ あの青空が大好きだった
♪ あなたの声が大好きだった
♪ あなたの髪が大好きだった
♪ あなたがとても大好きだった
♪ あなたのことが大好きだった
(森若香織/「BYE-BYE-BYE」)