カーラ・ボノフ嬢のレコードを聴いたのは、
当時のギター雑誌で紹介されていたからだ。
新進気鋭のシンガーソングライターの2ndアルバム、
「ささやく夜」、1979年のコト。
当時、既に僕を虜にしていた、
「リンダ・ロンシュタット」嬢に近いサウンド。
「ザ・西海岸」であった。
まぁ、そりゃ、そーだ。
どうにも、ブレイン、ほとんど、一緒らしい。
ってか、
リンダ嬢がカーラ嬢の楽曲をピックアップしたコトにより、
注目を浴びた、も、同然らしいのだ。
リンダ嬢に関しては、
歌姫、ソングライトをしないシンガー、なのだが、
実に、ソングライターのピックアップが素晴らしかった。
カーラ嬢もそうだし、若きエルビス・コステロもそうだ。
で、僕の中では、
「イッツ・ソー・イージー」も「ならず者」も、
リンダ嬢こそがオリジナルのテイクだ。
中古レコード屋で「ささやく夜」を見つけた。
針飛びがヒドかった。
結果、ネットでCDを購入した。
実に、心地好いアルバム。
The Water Is Wide(Traditional)with lyrics-Karla Bonoff
気分だけで、この曲をピックアップしたけど、
これは彼女の楽曲ではなくトラディッショナル。
アコーディオンはガース・ハドソン(ザ・バンド)。