Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

ハートで勝負 と アンジェリーナ

先日、帰省した実家から、
何本かのカセットテープを持ち帰って来た。
 
NHK-FM「ひるの歌謡曲」、
石野真子特集」も、そんな一本である。
 
その中の一曲、「ハートで勝負」、
の、イントロ、が、ふと、気に掛かった。
 
サックスを前面に出したロック調のイントロ、
重ねて、シュワシュワエフェクトのギター。
 
ん?
どっかで聴き馴染みのある(個人的には)、
組み合わせではないのか?
 
「ハートで勝負」、1980年4月発売のシングル曲だ。
 
僕のよく知る、
よく似た要素を持つイントロ、を、
持ち合わせた楽曲のリリースは、
1980年3月。
 
偶然なのか。
単なる音楽業界内のムーブメントだったのか。
新しいサウンドへの歌謡界の回答だったのか。
分からない。
 
1980年の春、
大村雅朗伊藤銀次は、
新しい飛びっきりの世紀の発明品を、
街のショーウインドウに並べた。
 
例え、
佐野元春本人が、
最近、当時の楽曲の編曲クレジットから、
二人の名前を外そうとしている、
そんなような気がしないでもない、としても。