Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

家路 part-2

勤務から帰宅途中の真夜中26時、
自宅マンションの近くのスーパーマーケットで買い物し、
いよいよ、部屋へ帰ろう、と、曲がり角。

駐車場の角に一匹の猫さんの姿を見つけ、
おっ、と、足を止める。

「おっ、おっさん、何か食べ物あるんか」
と云ったか云わぬか、値踏みするかのように、
でも素知らぬ顔で、こちらの様子を伺う猫さん。

う~ん、何もないねん、ごめんな、と、
あまり期待をさせないうちに立ち去ろう、とした。
 
はっ!
囲まれているっ!!
気が付けば、周囲には、既に数匹の猫さん達!
 
あかん、ホンマに何もないねん、
早くココを立ち去らねば、
と、角を曲がり、その場を離れる。
 
気配を感じ、振り向くと、
わざわざ角を曲がってまで、
こちらを見送ってくれている、
無言で怨むかの如き、猫さん達の眼差し。
 
すまぬ。
さらばだっ!
 

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