Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

アウェイ

※2005/6/4更新の記事より
 
高校の時から、バンドでは、
フロントマン、として、中央で、やって来て、
22歳位の時に、久々、珍しく、サイド、で、
ギタリストとして、ステージに立つコトがあった。
 
当時、かなり、人気のあったバンド、の新年ライブ。
のはずが、ヴォーカルさん以外の都合がつかずに、
ヴォーカルさんの知り合いのメンバーでお茶を濁す、
ってなライブに、招集されたのであった。
 
その人気バンド本体は、
なんと、その年だったか、翌年だったかには、
厚生年金大ホールワンマンにまで昇りつめたバンドで、
当然、来るお客さんは、無論、ヴォーカルさん目当てで、
誰も、僕なんか見てないのであった。
 
ちょっと、衝撃的でしたね。
 
ヴォーカリストとして、ステージに立ってる時には、
ほとんどの場面で、照明がしっかりと当たっているので、
客席の様子って、ほとんど真っ暗にしか見えないのだ。
それが、サイドだと、眺めのいいコト。
 
自分のバンドのフロントしててすら、
キャーキャー云われた経験が全くない上に、
誰も、サイドなんざ、見ちゃいねー、ってのは、
本当にいい経験でした。
 
その後、営業、とかで、ギターやら弾いてても、
大丈夫、所詮、誰も見てない、聴いてない、と思えると、
全然、平気、怖くない。
いや、ちょっとは持とうよ、緊張感。