Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

学校の階段

※2005/4/23更新の記事より
 
それは、まだ、僕が、
マーク・ボランさんか昔の鶴瓶師匠かって位の頭髪、
ボンバヘッ、の、ヤングな頃の話し。
 
大学時代、軽音楽部の練習で、夜、バンドで音出ししてました。
ドアがひとつと、小さな窓がひとつ、プレハブみたいな小屋。
練習が終わって、帰りの電車の中で、
「さっき、練習の時、オマエ、結構、外、チラチラ、見てたやん」
と、ベーシスト。
「あー、なんか、誰か通ったかな?って、
 ほら、下のコ(後輩)が見学でも来たんかな?とか思って」
と、僕。
「あー、そうなんや、よーさん、通ってはってん、
 云うたら、入って来る思て、何も云わへんかってんけどな」
って、こいつ、見えるヒトでした。
 
古い学校で、戦時中は、病院として使われてたらしいです。
当時、学校の移転が既に決まってたので、
校舎の補修などは全くされない荒れ放題の状況で、
草ぼうぼう、猫うようよ、な、環境でした。
で、霊もうろちょろ、だったらしいです。
軽音楽部の練習場付近は「結構集まる」場所だったそうです。
ベーシストの彼が、練習中、何故か、
定位置、ベースアンプの前や、ドラム付近、から、離れて、
変な別の位置で、ベースを弾いてると、
誰も、敢えて、何も突っ込まずにいたモノでした。
 
霊とは関係はないですけど、
地下に降りる階段が途中で終わってたり、
外からは見えるけど入り口がどこにもない教室があったり、
不思議な学校でした。