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Tiny Garden の楽々人生

Tiny Garden 谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

卯月の出来事

※2005/4/1更新の記事より
 
或る日、ギターを抱えて、森を散歩してたら、
うっかりと、沼にギターを落としてしまいました。
 
すると、沼の中から、ぶくぶくぶく、
すらりと細身乍らも、たわわな胸もあらわなキャミソール姿の、
美しく魅惑的な女性が現れて、こう訊ねてきました。
「あなたの落としたギターは、
 このグレコのリッケンバッカーコピーモデルですか?
 それとも、この本家のリッケンバッカー330ですか?」
僕は、正直に答えました。
「グレコです。」
すると、キャミソールは、こう云いました。
「おー、このマニアめ、ド変態め。
 テメーみたいな下衆野郎に返すギターなんざないわ。
 どうしても返して欲しかったら、女王様とお呼び!」
僕は、ひざまづき、許しを乞いました。
「あー、お許し下さい、女王様。
 僕は何て思い上がった薄汚れたグレコマニアだったのでしょう。
 家にあるSGをフライングVに変えられても文句はありません。
 弾きにくさこそ、悦びでございます~。」
「ふん、むざむざ、悦びなど与えるものかっ!
 SGのピックアップをハムからシングルに換えてやるわっ!」
「あー、女王様、そればっかりはご勘弁を!」
「勿論、P-90なんかじゃないからねっ!」
「御無体な~っ…(泣)」
 
キャミソールにハイヒール、酷薄な笑みを浮かべた女王様に、
布切れのようにボロボロにされ、なんとかギターを返してもらい、
暗い森を彷徨い、家に辿り着くと、
グレコのSGのピックアップは、
ダンエレクトロのリップステティックに換えられていました。
そして、部屋の奥では、キャミソールが待機しており、
途方もなく、優しく、甘く、微笑むのでした。
 
今日は、そんなコトがありました。