Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

トニー滝谷

※2005/3/31更新の記事より
 
村上春樹さんの「海辺のカフカ」文庫化になっていた。
早い。
去年、「ノルウェーの森」のベストセラー記録が、
純愛ブームとかで「ピカチュー」に、抜かれたが、
そう云えば、と、ふと思った。
 
「ピカチュー」は、映画化、TVドラマ化、コミック化、
と、各メディアで露出した。
それ考えると、当然、「ノルウェーの森」にも、
イロんなオファーが来たはずであって、
村上さんは、かたくなに拒んだんだろうな。
 
でも、「トニー滝谷」は、オッケーやったんかな。
 
ノルウェーの森」、の、ブームがあったが故に、
スノッブな僕は、長いコト、村上作品、手に取らなかった。
見もしないで、ハリウッド大作映画なんか、小バカにして、
単館公開しかしない映画を見るよな、イヤなタイプなので、
村上作品についても、
赤川次郎氏みたいに、誰にでも、お気軽に、読める、軽い、
(赤川氏ファンの方、ごめんなさい、私感です)
作家なのであろう、と、勝手に、思い込んで、パスしてた。
ある日、バイト君から、「ノルウェーの森」を貸された。
「これ、どうなんすかね?」と。
イヤ、ハマった。
その後、いわゆる「三部作」と呼ばれるモノを、
前知識がなかったから、時系列、真逆、に、読んだ。
でも、順番通りに読んでたら、一作目で、やめてただろな。
 
今朝、「カンガルー日和」を、なんとなく、読み返してて、
ヤバい、ヤバい、
村上さんの本、って、やたら、ビールが呑みたくなるのよね。
我慢、我慢。