Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

名前は、もり、さん。

※2005/3/6更新の記事より※
 
朝、起きると、目の前に、猫がいる。
二の腕に乗っかっている。
起きようかな?と体をひねると、
二号も体制をしっかりと確保する。
重たいぜ、ハニー。
とっても不細工な柄の猫。
鳩胸には、バカボンパパさんのヒゲみたいな、
三本線がひゅっと走っている。
そだ、猫って、マツゲあるんだぜ。
 
同居女性と、猫が二匹、いた頃。
猫一号は、主に、僕になつき、
猫二号は、主に、彼女になついていた。
冬場の寝室など、あからさまで、
一号は僕の布団、二号は彼女の布団。
彼女が去った後、淋しがり屋の二号は、
一号を押しのけて、普通に、僕の布団を占拠。
 
夜中に、トイレに立ったりして、戻ると、
布団の真ん中に寝てやがる。
最近は、枕の上に横たわってたりしやがりする。
自分が、トイレやごはんから戻ると、
布団入口をボリボリと掘るか、
左手で(利き腕のようです)僕の顔をぺしぺし叩く。
入れれ、の場合はそれだけで済むのだが、
ごはんがないねん、起きろや、の場合は、
顔の匂いを嗅ぎまくり、咬む。
地獄のように臭い吐息と共に。
白い悪魔、かもめ、白フクロウ、シロクマ。
 
こうやって、パソコンの前に座ってると、
膝に乗っかって来たりもする。
愛されてる気もするが、
実は、寒いだけだったりするのも、知っている。
 
名前は、もり、さん。

 

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