Tiny Garden の楽々人生

谷川和久が綴る 時系列を全く無視した 雑記(not 日記)の倉庫

謝豆祭

チョコレートを発明したヒトには
何か賞をあげた方がいい
とは長年思っていたけど
 
 
コーヒーのあの豆を
一体 誰が
煎って
潰して
濾して
飲もう
なんて思ったんだろう
 
 
感謝
 
 
ウニを最初に食べよう
と思ったヒトもすごいけどね

スパゲッテイブルース

♪ 誰が何を信じていてもカマわない
 
 
開放的 な 都会 の 夏
果てしなく ステキな 女のコ達
惜しげもなく 露出された 魅力的な脚
 
虫刺されの痕
は 何だか とても 切ない
 
そんな真夏の午後
高い空
 
 
♪ 溜め息ばかり疼いている
♪ 嘆いてばかりいられない
♪ ©佐野元春

サマー・タイム・ブルース

梅田新道の交差点で
鳩が一斉に大量に
わさ~っと飛び立って
わさ~っと空を舞ってて
「『ロートのハト』か!」
って思って
「『ロートのハト』って
 誰が分かるねん!」
って自分に突っ込んで
 
そんな真夏の午後
高い空

ぬっくぬっくこんばんは

或る晴れた冬の日
 
布団のシーツやら
枕カバーやらを
洗濯しまくって
敷布団と掛布団には
布団乾燥機をかける
 
夜には
いいにおいのするシーツと
暖かい布団で
幸福に包まれて
眠るんだ
 
何と云う幸福感
イメージの中の幸福
 
結果
 
あまりのぬっく加減に
掛布団を全部剝いじゃって
 
敷布団の上に
冷たくなった骸の如く
横たわっている己れに気付く
真冬の午前4時
 
ミザリー

窮奇

昔、昔、
東成のマンションの自室のトイレで
いつものように座って小用を足していたら、
同居してた猫さんがトコトコと入って来て、
(入って来るので扉は開けてある)
僕の座っている便座の上に飛び乗り、
着地した先にあった僕の男性器の頭を
サクリと爪で裂いたコトがあった。
 
懐かしい思い出である。
 
 
さて、最近、の話で、
カマイタチが出た、のか、と云う話である。
 
カマイタチ。
性別不詳の小動物でもなければ、
ニャンコスターの咬ませ犬でもない。
(数年後に見返した時に分かるだろうか…)
ましてや、ビジュアル系バンドでもない。
 
ふと気が付くと、男性器の左脇腹に、
パックリと裂けた赤い傷が横一本。
横?どっちが横??
 
どーした?
出血もあるが、全く身に覚えはない。
カマイタチなのか?
 
三人一組で、
うーさんがどついて、
もりさんが切りつけ、
タンゴが薬を塗って行ったのか。
 
ベランダで裸で洗濯物を干してた時にか?
イヤ、そんなはずはないやろ。
 
と、一人、性器に薬を塗る50の夜。
 
性器の傷はツラい、リターンズ。
皮膚の衰え、老化なのか。
やるせない。

 

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